年末年始の9連休の後の通勤はうんざりするぜ、ということで、気分が晴れるように本選びは軽く。
角田光代著、オレンジページに掲載されていた人気エッセイ集の第四弾です。
『よなかの散歩』『まひるの散歩』『月夜の散歩』そしてこの『晴れの日散歩』
私の中では、何も考えなくていい、でもなんかいい気分になる、軽い映画を観るみたいな気持ちで安心して手にとって、そして、たぶん読んでいる時の私の顔は軽く微笑んでいる(はず)。端から見たら、それはそれでちょっと怖いおばさんかも。
食べ物の話と、猫の話が多かったと思うけど、気になってしょうがなくなったのは、卵サンドの話!この間、マツコの知らない世界でも卵サンドをやっていて、なんか気になって、私の中に浸食してくる卵サンド。別にそれほど食べたことないけど。なんか卵とマヨネーズしか入ってないし、野菜のない罪悪感もあるしそこまで大きな声で好きって言えないけど。でも、夢に出てきそうなくらい潜在意識に何かを残した卵サンド。(好きって言えばいいだけなのに、なんか言えない自分の小ささよ。)
京都の卵サンドは、ゆで卵をつぶしたやつではなくて、マツコが邪道と言っていた、卵焼きの挟まったやつらしい。(マツコだって邪道!と言った割に、食べたやつが美味しかったらしく、美味しい!と叫んでいたし。)だし巻き卵が挟まったやつが、角田さんの筆の力により、それはそれはものすごく美味しそうに書かれている。
これは食べたい。東京ではどこかで食べられるんじゃないか?でも、これを食べるため、という目的で京都に行くのも悪くないよね。と、ずっと心の片隅で考えている。京都は外国人観光客で大変なことになっているというし…どこか東京でも食べられたらなー。中途半端じゃなくて、ちゃんと美味しい本物を。